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IoTを活用して運転する人を守り、お客様のためにクルマをデザインするボルボ・カーズ


ITやデータ分析に携わっている人であれば、IoTは今ホットな話題の一つです。世界中の何十億ものセンサーが、これまでにない量のデータを生成しています。しかし、IoTは、あなた、あなたの会社、そして私たちの世界にとって本当はどんな意味を持っているのでしょうか?IoTを活用していビジネスを変えようとしている企業はあるのでしょうか?ホルボ・カーズにその答えを見出すことができます。プレーンでシンプルなイメージのボルボ・カーズは、IoTそしてAoT(Analytics of Things)を活用し、「人を保護し、運ぶ」というビジョンをさらに進化させています。

ボルボ・カーズでは、Teradata Unified Data Architecture™を採用することで、生成される大量のデータを取り込み、活用することを可能としました。データとアナリティクスを活用する先進企業となった同社は、プロジェクト26、インテリセーフ・オートパイロットによる自動運転など、先進的な取り組みが可能となっています。

「IoTを活用した自動運転のためには、クルマはネットワークにつながっている必要があります。これはビジネスチャンスでもあります。将来、クルマはドライバーが運転する必要がなくなるでしょう、その時、ドライバーに新しい価値を提供するチャンスでもあります。アナリティクスが、自動運転を実現する鍵となります。数多くの分析アプリケーションが生まれるでしょう」ボルボ・カーズ ビジネスアナリティクス ディレクターJan Wassén氏

プロジェクト26は、ボルボ・カーズの顧客の平均通勤時間が26分であることから名づけられました。ボルボ・カーズは、データとアナリティクスを活用して自動運転を実現し、ドライバーを運転から解放し、運転席をスモールオフィスとして仕事をしたり、電子メールを送信したり、ダッシュボードで映画などエンターテイメントを楽しんだりと走行中好きなことをして過ごすことができるクルマ作りを進めています。すべては、ボルボ・カーのブランド・プロミス「あなた(お客様)のためにデザインする」の具現化なのです。

「実際に、この26分間を狙っている企業もあります。そういったサービスも機能として提供するのです。我々は、そういった環境を提供しようとしています。少なくとも、その利用方法をコントロールする立場になりたいと考えています。それが最初のステップです」ボルボ・カーズ ビジネスアナリティクス ディレクターJan Wassén氏

しかし、これらはデータの活用方法の半分にすぎません。ボルボ・カーズは、IoTをAoTに消化させ、路面状況の警告のような次世代安全機能を提供しています。例えば、凍結した路面を通過した場合、クルマはセンサーでそのデータを取得し、後続のクルマに送り、そのドライバーにこの先に凍結があることを警告することができます。ボルボ・カーズはこれをさらに一歩進めて、道路管理者に警告を送り、路面整備を促し、誰にでも安全な道路を実現しようとしています。

安全性はボルボ・カーズの最優先課題です。ドライバーのために分析アプリケーションとセンサーを活用した下記のような未来的な機能をすでに提供しています。

  • 歩行者および動物の検知

  • 道路の端と障害物の検知

  • 車両間通信

  • ステアリングアシスト付きセルフパーキング&アダプティブクルーズコントロール

一方で、ビジネスのゲームチェンジャーがボルボ・カーズの前に新たれ、同時に新たなビジネスチャンスとなっています。

「輸送・運送のサービス化やモビリティのサービス化は、社会全体のゲームチェンジャーとなりえます。大都市では駐車場をたくさん必要としないので、駐車場が削減されていると聞きます。将来、大都市では、クルマを所有することは、今までとは異なる形態になるでしょう。大都市では、クルマ自体を所有するのではなく、クルマのサービスを所有することになるでしょう。我々のビジネスの原則が全く変わってしまうのです」ボルボ・カーズ ビジネスアナリティクス ディレクターJan Wassén氏

ビジネスの原則が変わることは、自動車メーカーがクルマを作るだけの会社ではなくなることを意味します。お客様のライフスタイルに即したサービスを提供しなければなりません。ボルボ・カーズも、Sunfleetというカーシェアリングサービスを立ち上げました。データとアナリティクスにより、需要を把握し、クルマを常に稼働させています。

ボルボ・カーズは、IoTとAoTで成功を収めています。

本ブログは、Teradata Corporationのブログの抄訳版です。

原文はこちらをご覧ください。


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