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IoT データ活用を次のステージへ|データを“インテリジェンス”に変えるアナリティクスを


総務省が2016年に発表した「地域IoT実装推進ロードマップ」および「ロードマップの実現に向けた第一次提言」の中で、生活に身近なIoT活用の7分野(教育、医療・介護・健康、働き方、防災、農林水 産業、地域ビジネス、観光*¹)において、IoT実装による2020年度の経済波及効果は4兆9300億円と試算されています。2020年 東京オリンピック前後に、第5世代移動通信システム(5G)の実用化が見込まれており、2020年以降、日本国内のIoT活用は飛躍的に進展するでしょう。

IoTの活用は、遠隔監視や異常値の検出といったモニタリング用途の活用から、収集したビッグデータからビジネス上価値のある情報、すなわち“インテリジェンス”を獲得するステージに移行しようとしています。このステージの一つの特徴として、産業間連携の促進があります。例えばコネクテッドカーは、IoTを活用した予知保全などによるクルマそのものの価値向上だけでなく、保険業界で運転状況により個別に最適化された保険商品を提供するサービスが生まれています。

上記は、IoTデータ活用のほんの一例に過ぎません。あらゆる産業間で新たなビジネス価値の創造が期待されています。この大きな波に乗るために、企業はIoTデータからインテリジェンスを獲得するために必要とされる、高度なアナリティクスを速やかに実行することが求められています。

*1: 2018年に10分野に改定

IoTデータをビジネス価値のあるインテリジェンスに変えるアナリティクスを実現

先進の分析プラットフォーム「Teradata Analytics Platform」

インテリジェンスとは、単なるデータ(情報)ではなく、意思決定者が必要とする意味のある形に加工されたデータです。インテリジェンスを得るためには高度なアナリティクスを駆使する必要があります。そのため、アナリティクスプラットフォームに求められる要件とは、最先端の高度なアナリティクスを実行できること、IoTデータなど様々な形式のビッグデータを自在に扱えること、複雑な処理や多くのユーザーリクエストを捌くことができる高い処理能力、拡張性があること、そしてエンタープライズビジネスに耐えられる高可用性などが挙げられます。

クラウド・アナリティクス・ソフトウェアのリーディングカンパニーであるテラデータは、これらの要求をすべて満たす分析プラットフォーム「Teradata Analytics Platform」を提供します。

Teradata Analytics Platformは、オープンソースのツールをはじめとする最新の分析ツール、分析言語に対応し、各種分析エンジンを統合したプラットフォームです。様々なデータ形式に対応し、独自のデータストレージ以外にも外部の商用データベースやHadoopも独自技術のTeradata QueryGridにより有機的につなぎ、論理的に一つのデータソースとして取り扱うことができます。さらに、超並列処理アーキテクチャと高度なワークロード管理により、高い処理能力、高拡張性、高可用性を提供します。

Teradata Analytics Platformは、クラウド、オンプレミス、およびハイブリッド構成で利用することが可能です。業界初のライセンスポータビリティにより、要件に応じてクラウドとオンプレミス間でシステムを移行することも容易です。

前述したTeradata Analytics Platformの高い汎用性とライセンスの柔軟性は、アナリティクスへの投資の選定という作業負荷と、投資決定によって生じるリスクを低減することができ、本来の目的であるインテリジェンスの獲得に集中することができます。

IoTデータは4次元で分析することでさらなる価値が生まれる

IoTデータは、地理空間データ(デバイスの位置に関係するデータ)だけではなく、時系列データ(時間の経過に応じた活動を示し、時間の経過と共に変化する、一定の間隔で収集される一連のデータ点)、一時データ(関連のある期間に関して保存されるデータ)を統合し、時間と空間の両側面からデータの変化する性質を理解し、より高度な分析が実現できます。

Teradata Analytics Platform では、3次元の地理空間データと時間データを組み合わせた4次元の高度なアナリティクスを実現する新機能「4D Analytics」を業界に先駆けて提供しています。

「4D Analytics」により、既に海外では多数のIoTデータ活用事例が生まれています。

  • スマートシティ:列車、地下鉄、タクシー、自動車、信号機、レストランの往来、一般市民の動き等のパターンを分析し、その結果生まれた新たなインサイトを新しいロジックとルールとして活用

  • 輸送物流および車両管理:全車両から得た移動時間やルートなどのセンサー・データを調査することにより、運行を最適化し、故障の確率や結果として生じるビジネス・インパクトを予測

  • スマートカー:個々の車両から得たデータを分析して事故とニアミスの差異を理解し、すべての車両をよりスマートかつ安全に

  • スマートデバイス:ウェアラブルデバイスや個人医療機器の利用によって患者の心拍や活動に関するデータを分析し、服薬の順守状況を把握

ソラコムとの提携によりIoTデータ活用に向けた支援サービス強化

IoTデータの活用においては、アナリティクスを実行するサーバ側のプラットフォームと同時に、IoTデータを収集するエッジ側のプラットフォームの存在が重要になります。

そこでテラデータは、IoT/M2M向けワイヤレス通信を提供するプラットフォームを有する株式会社ソラコムと提携し、SORACOM Funnel*²に対応いたしました。デバイスから送信されてくるIoTデータをSORACOM Funnelを経由し、Teradata Analytics Platformにスムーズに蓄積することが可能です。

SORACOMを利用すれば、顧客のネットワークを経由する必要はなく、しかも低価格でIoTデータの収集ができるようになります。また、認証を要するセルラー回線を用いることで、簡単かつセキュアにIoTデータを送信することができます。

デバイスが取得したデータを迅速にTeradata に連携して分析が可能に

*2: 参考リンク: ソラコム株式会社: https://soracom.jp/

SORACOM Funnel: https://soracom.jp/services/funnel/

PoCパッケージ「IoT Starter Kit for SORACOM」

IoTデータ活用にこれから取り組むお客様には、まずPoCを実施して、その実現可能性を検証することをお勧めします。「IoT Starter Kit for SORACOM」は、このPoCに最適なサービスパッケージです。同パッケージには、SORACOMのIoTデバイス用SIMカード10枚、データ容量5TB の Teradata Software for AWS、テラデータのPoC支援コンサルティングサービスで構成されています。価格は 350万円(税別)からとなります。※要件に応じて構成が異なるため事前見積が必要です。

IoT Starter Kit for SORACOM

  1. SORACOM Air for セルラー(10枚)

  2. SORACOM Funnel (3か月)

  3. Teradata Software for AWS(データ容量:5TB)

  4. コンサルティングによる簡易診断

テラデータが提供するPoC支援コンサルティングは、RACE™(Rapid Analytic Consulting Engagement)という独自のメソドロジーを用います。

テラデータの世界77ヶ国、1400を超える顧客事例から得られた知見を体系的にまとめ、その知見を活用することでアナリティクスの設計から結果検証までを平均6週間~8週間の短期間で実行することができます。

IoTデータ活用の新のステージにおいて、新たな、そして大きなビジネス価値の創造行うために、まずは「IoT Starter Kit for SORACOM」から始めましょう。


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