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Snowflakeは“テラデータが過去の産物”になる夢を見る



最近、米Snowflake社の「テラデータの役目は終わった。データの爆発的増加、今日の企業に求められるデータ分析、そして最新のクラウドデータウェアハウス技術は大きく飛躍しているのだ。#RetireTeradata(テラデータは過去の産物)」というメッセージを最近読んだ。(エアロスミスの『Dream On』という曲が頭に浮かんでしまう)

テラデータは過去の産物。 以前にも聞いたことがある表現だ。サイベース社、それからインフォミックス、レッドブリック、ピラミッド、ホワイトクロス、オラクル。 そして、IBMも言っていた。 自社こそがテラデータより優れていると主張していた。そして、ParAccel、DATAllegroといった十分な可能性を秘めた次世代の企業が現れた。 忘れてはいけないのはHP Neoviewだ。 Mark Hurdにいたっては自身の歴史ある会社を倒産に追いやろうとした。さらにAWS RedshiftとHadoopが頭角を現し、テラデータは消え去る運命にあったように見えた。

彼らはテラデータにとってかわることを夢見たが、誰も成しえていない。

莫大な費用をR&Dや奇抜なマーケティングにかけたにも関わらずテラデータからの乗り換えには至らず、その企業の多くは視界から消えている。

今、Snowflake社は、テラデータの役目は終わったと言っている。またもや、新しい企業が加わった。Snowflakeもテラデータにとってかわると主張している。 彼らのマーケティングは大胆さではBマイナス、誠実さにおいては落第点だ。

大規模なアナリティクスについて語るときには実際のテラデータの顧客の事例に基づいて説明するようにしている。

様々なデータを統合した数ペタバイトのデータを数百ものアプリケーションで活用する事例、活用されないまま格納されるだけのデータレイクではなく、何万ものユーザによって絶えず参照、更新されるようなデータレイクの事例など。これらアプリケーションの多くは、日々お客様に使われており、厳しい運用サービス品質保証が求められている。

それらシステムは24時間365日稼働し、99.999%の可用性が求められる。 Snowflake社に言いたいのは、テラデータのお客様は数ドル節約するために、アイドリング状態のシステムをシャットダウンすることはない、ということだ。 テラデータのお客様の多くは数百万のクエリを走らせている。これが、テラデータがいう大規模なアナリティクスだ。

多くのテラデータのシステムは10億ドル以上のビジネス成果を実現している。10億ドル以上だ。テラデータが10億ドルのビジネス成果をもたらした世界でも最も革新的な企業は皆、テラデータの役割が終わったと思っているとは到底思えない。

テラデータの革新的な設計デザインとMPPアーキテクチャはオンプレミスでもクラウドでもアナリティクスの最も信頼できる基準だ。Snowflake社は、もしかするとテラデータはガードナーレポートのロジカルデータウェアハウス、リアルタイムデータウェアハウス、トラディショナルウェアハウスにおいて全て1位を獲得していることを知らないのかもしれない。(Gartner Critical Capabilities).

テラデータの革新的な分析プラットフォーム、Teradata Analytics Platformは新しいデータタイプ、分析エンジン、データサイエンスワークベンチや新しい言語を組み込んでいる。 テラデータは今後も発展し続けるのだ。 テラデータのマーケティングは事実に基づいており、我々の倫理と誠実さが認められていることを誇りに思う。部門で使うデータマートにテラデータ以外を採用されることはあるかもしれないが、お客様はテラデータをリプレースしたわけではない。

偽りの主張は危険だ。Snowflakeは社名をSnowfake(偽Snow)と変えたほうがいいかもしれない。

規模の大きな顧客を獲得し、十分な利益が出せることを証明できるまでは、市場の隅でエンタープライズレベルの高い要件を求めない、小さな企業に集中するのがいいのではないだろうか。企業のスポークスパーソンが必要であれば、Steven Tyler(エアロスミスのボーカル)が適任だろう。

※本ブログはTeradata Blogに掲載されたEd Whiteによる “Retire Teradata” – Dream on, Snowflakeの翻訳版です。オリジナルはこちらをご覧ください。

ED WHITE

Vice President, Product Marketing

Ed Whiteは20年以上の経験をもちITを駆使して企業のバリュードライブをサポートする分析とクラウドのビジョナリーエグゼクティブです。 テラデータの製品マーケティング担当副社長のEdはTeradata Analytics Platform、Artificial Intelligence、IntelliCloud、IntelliFlexなどのTeradataのコア製品のグローバルマーケティング担当チームを管理しています。Edは、Teradata Cloudのゼネラルマネージャー、Teradata Appliancesのゼネラルマネージャー、営業管理の役員を含む過去20年間、Teradataで数多くの戦略的な管理職を歴任しました。 Edはサンディエゴ州立大学からMBAを取得し、カリフォルニア州カールスバッドに妻、3人の10代の子供、2匹の犬と一緒に居住しています。


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