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【Teradata Data Science Day レポート】 キーノート1部 │ データサイエンスに必要な分析プラットフォームとは?


テラデータは「答え」を提供していく

日本テラデータ株式会社 代表取締役社長 高橋はキーノートの冒頭、「データの価値・データの持つ力が飛躍的に増大してきている」、「企業がデータに基づいたインテリジェンスを持つべき新しい時代に突入した」ことを指摘しました。その根拠として、アナリティクス市場は全世界で既に20兆円規模に達し、それが加速度的に拡大していることを挙げました。

一方で、この巨大な投資が本当の意味でのイノベーションに貢献しているかは疑問だと指摘しました。テラデータ・コーポレーションがテクノロジー専門リサーチ会社 Vanson Bourneに委託して実施した調査によると、「アナリティクス技術が複雑過ぎる」と回答した意思決定者は74%、「仕事の効率向上に必要となるデータにアクセスできない」との回答は79%に達しています。データはあふれかえり、そこから知見を探し出すことが難しくなっているのです。「手段としてのアナリティクスツールではなく、ビジネスの価値を生む『答え』に近づくための投資が求められている」と高橋は訴えました。 「答え」を導き出すためにテラデータが貢献できることは何でしょう。それは「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」の実現です。パーベイシブ・データ・インテリジェンスは、「すべてのデータを大規模に活用して、リアルタイムにインテリジェンスを見つけ出し、あらゆる業界・業種において、データでビジネスを変えていくこと」であり、「その実現がテラデータの使命だ」と高橋は説明しました。

「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」がもたらすベネフィット「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」が企業にもたらす具体的なベネフィットはどのようなものでしょうか。

カンタス航空では、1時間当たり200万ポイントで発生するデータを用いて、気象・風・エンジンパフォーマンス・フライトの遅延・空港など様々な要素を関連付けて分析しています。その結果、1.5%の燃費向上を実現しています。

携帯電話会社ベライゾン・ワイヤレスでは、機械学習を活用したデータ分析で1億5000万人の全加入者の離反の可能性を分析し、業界平均3~4%の解約率を1.2%まで低減しました。結果として200万人の解約と2000億円の売上減少を防止したことになります。

医療保険機関カイザー・パーマネンテは医療行為に関するデータを全て分析し、服薬不履行による死亡者数を10%減らしました。これを全米で実施した場合、12,000人の命が救われ、医療コストを30兆円削減できる可能性があります。

シーメンスでは、ディープラーニングの手法でCTスキャナなどの医療検査機器の予兆保全を実現しました。稼働率を100%に近づけることで、人命救助とメンテナンスにかかるコストを削減しています。

「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」を実現する「Teradata Vantage」

テラデータは、パーベイシブ・データ・インテリジェンスを実現するプラットフォームとして新しいソフトウェア製品「Teradata Vantage」をリリースしました。

Teradata Vantageは、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドクラウドのいずれの環境でも利用することができる統合分析プラットフォームです。データがどこにあっても利用できるようになり、開発したモデルやアプリケーションをどこにでもデプロイできます。コアな機能がコンテナ化されているため、容易に別環境に移行することができます。

2018年10月のファーストリリースでは、テラデータの主力ソフトウェアであったTeradata Databaseの機能に加え、機械学習およびグラフエンジンを搭載しました。さらにIoTデータの分析に威力を発揮する「4D Analytics」機能やオープンソース技術への対応が強化されています。そして今後も、新しいプログラム言語、アナリティクスツール、データ形式などを常に取り入れて拡充していく予定です。

▲Teradata Vantageの将来像

テラデータの新しいポートフォリオ

顧客の課題解決に貢献するための、テラデータの新しいビジネス・ポートフォリオはどのようなものでしょうか?

▲テラデータのポートフォリオ

大きくコンサルティング&サービス、ソフトウェア、デプロイ環境に分類される。コンサルティング&サービスについては、「戦略立案→設計・実装→運用管理」の全フェーズをサポートします。ソフトウェアとしては、先にご紹介したTeradata Vantage、デプロイ環境としては、クラウド、オンプレミスおよびフルマネージド・アナリティクスサービスIntellicloudを引き続きサポートする。

高橋は、「全世界で5,000名を超えるエキスパートが、様々な業種・業界の課題解決に取り組んできた経験から得た知見をベースに、革新的な考え方で顧客のビジネスに画期的な成果をもたらすことに貢献するコンサルティング&サービスがパーベイシブ・データ・インテリジェンスを実現に導く」と強調しました。戦略立案で終わりではなく、ロードマップの策定から、アーキテクチャーの設計、導入、そして運用管理までエンド・ツー・エンドのサービスを提供する。まさに「顧客が『答え』を得るためのサービス」である。

「私たちは何が実現可能かということを理解している。お客様の時間をより価値の高いものへと加速させていきたい」と高橋は自信をもって語りました。

新しいテラデータのコミットメント

テラデータは新しい製品「Teradata Vantage」をリリースし、ブランドも新たに生まれ変わった。そして、企業ロゴも一新した。

新生テラデータのミッションは前述した通り「顧客をさらなる高みに」ということであるが、それを実現するために「お客様がアナリティクスを活用するための様々な障壁を取り除くお手伝いをする」と高橋は言います。

そして以下の、新しいテラデータの顧客へのコミットメントをもって締めくくった。

  • 私たちは知見と経験をもって他の誰もなしえない、不可能と思われるソリューションとサービスを提供する

  • 私たちは現状を打ち破り、新しい洞察をもって、イノベーション実現にチャレンジする

  • 結果として、お客様にとって価値のある行動をする、そして世の中を一層良いものに変えていく

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