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アナリティクスのプロダクト化を見越した実践的な情報収集ができるカンファレンス  ‐Teradata Analytics Universeイベントレポート‐


Teradata Analytics Universe 2018(以下、TAU)は、次世

代のアナリティクスに関するカンファレンスとして、テラデータのユーザー企業、パートナー企業、アナリティクスの専門家やソートリーダーを一堂に会して開催されました。今回ご参加いただいた、楽天株式会社 グローバルデータ統括部 CDOオフィス シニアマネージャーの中嶋 剛氏へのインタビューを通して、TAUの雰囲気をお伝えします。同氏には、TAUの前身となるTeradata PARTNERS Conferenceを含めて3度のご参加をいただいています。

アナリティクスによる課題解決手法の情報収集が目的

中嶋氏は、楽天グループ内の各部門に配置されたCDO(チーフ・データ・オフィサー)を取りまとめ、全社的なデータ活用推進の支援にあたられており、日々、各CDOの活動の取りまとめや、社長を含む経営陣とのデータ戦略の立案を手掛けています。中嶋氏に3回目となるTAU 2018 への参加動機について尋ねたところ、それは2018年4月にロンドンで開催されたTeradata Universe EMEA 2018にあるといいます。「ロンドンで行われたTeradata Universe EMEAに参加し、弊社のデータ活用の取り組みに関して講演しました。その際に、テラデータのロンドンオフィスを訪問し、テラデータ・コンサルティングのVPとのミーティングで、「AnalyticOps*」というコンセプトと関連するコンサルティング・ソリューションについて知りました。それはアナリティクスの設計、実装、運用が一体となって行うアジャイルな開発手法で、機械学習などの高度な分析から事業価値を創出するまでの時間を短縮するのに役立つだろうと思い、非常に興味を持ちました。そこで、TAUでは更にAnalyticOpsについての理解を深め、今後のビジネスへのヒントにしたいと思い参加を決めました。」(中嶋氏)

テラデータの専門家やユーザー企業との情報交換で理解が深められる

実際にTAU 2018に参加して、その参加目的は果たされたのでしょうか。「AnalyticOpsに関連するセッションへの参加はもちろん、コンサルティング・ソリューションのテラデータ責任者や、実際に導入している企業との個別ミーティングを通して、そのソリューションがもたらす価値について理解を深めることができました。またExpoホールの展示ブースにも足を運び、実際に提供されるアセットのデモを見て、具体的なイメージをもつことができました。」(中嶋氏)

中嶋氏はTAUをはじめとするテラデータ主催の各種イベントの特徴として、豊富なネットワーキング機会を挙げ、評価します。

「ユーザー企業同士の個別ミーティングから得られるものはやはり大きいですね。業態、国は違えど、同じような課題を抱える企業の方々と対話することで、当社のアプローチを見直したり、今後私たちがグローバル展開を進めていくうえで起こりうる課題を認識できたりします。あるいは、当社ではマネジメントができていることを、他社が課題としていることを知り、自社の特徴や強みを再認識することもあります。」(中嶋氏)

アナリティクスの実践に主軸を置いたカンファレンス

TAU 2018に参加して印象的だったことについて伺うと、例えばAIに関するセッションにおいてテクノロジーの説明に終始するのではなく、AIにどんな価値があってそれをどのようにビジネスに適用できるのか、実装するうえでの課題とそれに対するアプローチ、その結果必要となるテクノロジーという流れで話が進んでいたといいます。

製品やテクノロジー起点の話ではなく、どんなビジネス課題を解決していくのか、という点に焦点を当てて議論するスタイルについて、中嶋氏は評価します。「データサイエンスとかAIに関する学会などにもよく参加しますが、そちらの方はアルゴリズムの話などがメインになっています。一方、TAUではアナリティクスをプロダクト化する、つまりビジネスへの本番展開を見越して、その活動をどのようにマネジメントしていくかなどといった議論が含まれるので、よりビジネスに即しているという点で実践的な情報が得られるイベントと言えると思います。」(中嶋氏)

*AnalyticOps:Teradata Velocityのコンサルティング・サービスの一つ。DevOpsから発展させたアナリティクスの開発手法で、アナリティクスの設計、実装、運用が一体となり、アジャイル的な手法を使って素早くフレキシブルにビジネス成果を獲得する。

https://www.teradata.jp/Blogs/Why-AnalyticOps-Empowers-Automation-and-AI#/​

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著者紹介

楽天株式会社 

グローバルデータ統括部 CDOオフィス シニアマネージャー

中嶋 剛氏

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